028.普通の人生

◆10年ほど前に殴り書きしていた独り言をつらつらと綴っています。

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 点線の内側が当時の内容
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 その下は現在の自分からの感想です。

 ご興味のある方はどうぞ覗いて行ってやってください。




【2006~2007年頃? 記】
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高校くらいまでは、安定志向が強かった。
私は絶対に「普通の人生」を送ると思ってた。

普通の家庭に普通の身長、普通の性格、
可も無く不可も無く、常に真ん中辺りの位置をキープ。
目立ちたくないから上にも下にも突出せず。
(しかし運動だけはどう足掻いても下だった。才能の問題だ。)
負け戦はしない主義やから、進学時も無理をせずに無難な道を選んだ。


高校。
特にやりたいこともないし音楽好きやけど
音科は無理やし(第一次諦め)普通に普通科やな。
近いしチャリで行けるしブラス強いし受かりそうやし楽しめそうやし。
そんな理由でした。
今はなんの後悔もないけど。
ただ部活以外のことも少しはしてみれば良かった。


大学。
特にやりたいことないけど、不快な我が家を快適にしたいし生活系かなー。
あんまりそういう学科ないなー。普通文系でもいいんやけどなー。
なんとなく国公立がいいけど京都のは受かりそうにないから(第二次諦め)
地元でええか。滑り止めも受けたけど微妙やなー。でも京都も行きたいなー。

私「遠い県内の公立か近くの京都の私立かどっちがいい?」
母「そら公立の方がええわ」
私「ほなそうするわ」

そんな決め方。今はなんの後悔もないけど。
ただもっと学ぶ意味を理解して授業を受ければよかった。



その頃は漠然と、事務か公務員かに落ち着いて
(つっても実際就くのは難関やろけど)
普通の主婦になるんやろうなーと思ってた。
無難に無難な道を歩み続けて、特に刺激もない普通の人生を送ると。


ところがどっこい、人生思わぬ方向に転がりだした。

楽しいことを見つけてしまった。
気づいてしまった。
楽しいことを楽しむ人達に出会い、そんな環境に居たことで意識が変わった。


そこでも周りの創作的な感性の人達の作品を見ているうちに、
あまりにもその差を、自分の普通さを思い知らされ、
やっぱり自分にそういう芸術的な方面は無理だと思ったし、
ならなくてもいいと思った。
アーティスティックなものって、私みたいな頭の固い人には理解し難いものがあって、
何故その位置にそれがあるんだ?とか、それは何の意味があるんだ?とか、
意味不明・理解不能なことが多く、考えてもきっとわかるもんじゃないと思う。
なんとなく良いなーとかスゴイなーとかそういう感覚。


私の中で「アート」は意味が無くても成り立ち、感覚で感じるもので、
「デザイン」は意味があってその形状にあり、機能が求められるものだと思う。

私はわかりやすいもの、スッキリしたものが好きなので、
(ごちゃごちゃ細々したものも好きだけどさ)
そういうのは理解しがたいっていう、その感覚が自分で嫌でした。
期限を守ろうとして妥協ばっかりして気に入った作品が全然ないことも、
制作が進んでないのに授業にだけは無意味に出席してることも、
人の作品を羨んでばっかりなことも。

いっぱいいっぱい嫌な自分がありました。
でもいつも周りのみんなは自信を持ちなさいって言ってくれた。
それでも自分の好きな自分にはなりきれないけど、救われたこともある。

ただ一緒に毎日を楽しんで、その感覚は今でも私の中にある。

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締めがイマイチよくわかりませんが・・・

今でも結局、平凡な自分の割には普通の無難な人生を送れていません。
でも普通の人生ってなんでしょうね・・・?


無難かどうかは別として、穏やかな安定した生活を送りたいと思います。



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